PassionWave

主に釣りに関したことを書いたブログ

マハタ仕掛けの再考3

今回はハリスについて。

船宿が用意するマイワシでの仕掛けでは主に14号や16号のフロロカーボンを使っている。シコイワシや小サバでは7号や10号を使い始めた。実際に5.9kgを上げた時はエサはシコイワシで7号を使っていた。去年、ザリガニで3.8kgを上げた時はまだ8号だった。

船長が言うには腕に自信があるなら何号でもいいと。確かに上手く引き込みをかわしながらテンションをかけすぎないようにゆっくり巻けばある程度細くてもある程度のマハタは上げることが出来るだろう。しかし、実際は根ずれや歯ずれで傷付いてしまい切れてしまうのを恐れて少し余裕を持たせているのがマハタアングラーの現状だろう。なので普段は14号や16号を使っていた。マハタ釣りのコツが何となくわかりはじめて実際に太めのハリスでもある程度の釣果をあげられていた。

だが、そんな中、おそらく3、4月頃からだろうか?細めハリスを使ってるアングラーの方が釣果がいいという傾向が出始めたのだ。ヒラメ仕掛けをそのまま使う初心者の方が常連よりも釣果をあげてるという現象が起きてきたのだ。

この要因は何なのか?狙う棚かもしれないし、ハリスの太さかもしれない。だが、狙う棚は慣れてるアングラーなら釣れない時は色々と試すものなのでハリスの太さの方が要因になっている可能性が高いと考えるのが妥当だ。

太いハリスの欠点は魚から見えやすい、重くなるので活き餌が泳ぎにくくなる、の2点だろう。後者は、活き餌が不自然な動きの方が目立つと思われるのでまずは前者の対策を考えることにした。ヒラメ釣りの経験はあるがそこまで経験を積んでいるわけではなく実感したことはないのだが、ヒラメ釣りの場合は短いハリスで活き餌が不自然な動きをした方がよく釣れると言われている。これに通ずるかはわからないが不可解な経験をしたことがある。陸っぱりからルアーで見えるシーバスを狙っている時のことだった。普通のバイブレーションを投げた時、全く見向きもしなかった。だが、それを巻いている途中で藻に引っ掛かってしまった、その時だった、急に3匹のシーバスがルアーに近づいて来たのだ。さすがに近づいたら見切られてしまったがあれは何だったのか?泳いでいた小魚の波動が急に不自然な動きに変わったことでシーバスのスイッチが入ったのではないかと考えている。

では、見えやすいことへの対策はどうするか?もうこれは単純に考えた。ズバリ、見えにくくする。魚にとって本当に見えてるかどうかはわからないが細い方が見えにくいのは確かだろう。反射や屈折率など難しい話はわからないが魚に見えにくいと謳う商品は実際に売っている。まずはそれを探してみよう。それと同時に本を読んで調べてみた。それによると水の中で人間の目で見えにくいのは薄い緑と薄い青ということがわかった。あくまでも 人間の目 でだ。

薄い緑と薄い青の丁度いいハリスを探してみたが細いのしかない。そこで思いついたのがマジックで塗ること。16号のフロロカーボンにマッキーの蛍光黄緑を塗ってみた。これが実によく馴染むのだ。こんなバカなことするのは俺だけか?強度の心配は無さそうだ。これを実際に使ってみたが効果のほどはまだ不明だ。まあ自己満足かな。

7/28に神津島に泳がせカンパチに行った時、他の客が薄い緑色のハリスを使っていたのだ。塗ってるのかと思ったがムラもなくキレイな均一な薄い緑色だった。後日調べてみたらありました、海草色にカモフラージュさせたハリス、しかも細いものからかなり太いものまで。早速お取り寄せ、マハタ用に10号と14号、モロコ用に80号を。愛知の釣具屋のオリジナル商品。

https://www.fishingking.jp/?mode=pc

昨日届き早速仕掛け作り。ナイロンなので結びやすい。

8月は伊勢エビ漁に出ているKK丸。最近連絡があり8/16から出れるとのこと。なので直近の休み8/18に行くことにした。次回、海草カモフラハリスでの実釣報告。