マハタの仕掛けの再考
マハタ釣りで使われる針は伊勢尼やチヌ針、ヒラマサ針、ムツ針などが使われている。ヒラメ仕掛けをそのまま使ってる人もいるが、まあ少し大きめの汎用針で軸がしっかりしてるものが推奨されている。
以前も書いたが、今、僕が使ってるのはオーナーのカットゴリラ#4とがまかつのオキアミマグロ16号を使っている。これらはマグロ用なので軸がかなりしっかりしている。
千葉の外房で釣れるマハタは大きくて10kg程度だと思う。本当に極極極まれに超大きいカンナギやイシナギが釣れてはいるがそこまでは求めていない。
なのでここまでの太軸は必要ないのではないかと。
そこで使う針を再考することにした。
- マハタの口の中にイワシと針が入ってる状態で合わせたときにはおそらくフトコロが長い方が掛かりやすいと考えられる。
- 針が小さいと口の中に入りやすいが掛かりにくい。
- 針が大きいと口の中に入りにくいが掛かりやすい。
- 針が大きいと異物感を抱きやすい。
- 調べてみると日本で一般的なJ型の針よりはC型の針の方が掛かりやすいことが証明されている。
- C型の針は日本では売ってる様子はないがムツ針の形がこれに近いのではないか。
以上のことを考えてみた。そこで今のよりも少し大きめだが大きすぎない2種類の針を試してみることにした。
ひとつは掛かりやすさを考えてC型に近いムツ針、もうひとつはフトコロの長さを考えてソイ針。ちょっと前に常連さんにソイ針を勧められたというのもある。釣具屋に行っても種類が限られてしまうのでネットで探したが、やはり現物を見ないと大きさや軸の太さがいまいち分かりにくい。メーカーによってはメジャーも載せてないところもある。とりあえず大きさの分かるカン付きのものを選んで取り寄せてみることにした。
針の色
昔、見えるスズキをアジの泳がせで狙ってるとき70cmくらいのスズキがアジに近寄ってきた。もう少しで食い付きそうな時に、銀色の針がキラッと反射してその瞬間にスズキは反転して逃げていったことがあった。
それ以来、針はなるべく反射が少ない黒を好んで使っている。
しかし、エサが目立つことも必要なことだとも思っている。
エサが元気に泳いでいたらあまり関係ないことなのかもしれないが、食い気があるときは目立つものを、警戒してるときは目立たないものを使い分けるのがいいのかもしれない。
次回の大原マハタ釣行は6月になりそうだ。
新たな針で勝負してみたい。あとローリングハナカン仕掛けの欠点も修正した新たなハナカン仕掛けも考えたので次回に紹介したい。またハリスについての考えも書くつもりでいる。