入魂完了、さらに・・・
2/11、いつもの大原に。
今回の釣行は、新しいリールでの挑戦。普段はPE4号を使っているが、ハリスが16号だと根掛かりした時に上手く引っ張らないと高切れしてしまうことがあったのでPE5号にしてみることにした。今のリールに巻くと100mくらいしかおそらく巻けないのでもう少し巻けるリールを買ってみた。
そういうわけで今回は新しいリールの入魂も目標だった。
コンディションは悪く
真北ではない西寄りの風だろう、沖合では結構吹いている。うねりの高さも結構ある、バランスを取るのに疲れてしまうだろう状況だ。今回も右舷の前から2番目に陣取った。前回の釣行でいい感じで釣りやすかったのでここにした。
3投目くらいだっただろうか
隣のミヨシの常連さんにアタリが、合わせも上手で慌てることなく確実に乗ったようだった。自分は根掛かりしないように少し巻き上げてタモの準備に。挙がったのは小さめのハタだったが第1号だったので気持ちも高まる。自分の釣り座に戻ったら竿がグイグイ曲がっておりキツめに締めていたドラグもわずかながら出ている状態だった。慌てて竿をとり合わせたところいい手応えあり、完全に乗った。グングン、ギュンと覚えのある引き、そして重量感。2kgは期待出来そうだ、根からはすぐに引き離せたので焦る必要はもう無い。何回か同じやりとりを繰り返して挙がってきたのは十分なサイズのマハタだった。後に計量して2.9kg、これでバッチリ入魂完了し最低限の目標はクリアー。
次の目標は
もちろんサイズアップでしょう。まだ少し暗い内に良型がゲット出来たので今日は期待出来そうだ。さっきのタナは4mほどだったと思う、サイズアップを期待して高めのタナを維持する。こまめに底をとって駆け上がりからの落ち込みを取りこぼさないように集中する。
しばらくアタリもないまま経過。
それは突然に
アタリもなく集中力が切れそうな時だった。突然フワッと竿の曲がりがなくなり糸が弛んだ状態になった。タナは高めなので底に着いてるはずはないと思うけど、、、すぐに竿を上げると今までに感じたことのない重量感、そこから思いっきり合わせてみた。バッチリ乗った感触がありすぐに巻こうとするがギュギュギューと糸が出て行ってしまう。このハリスは16号、少し無理は出来るがこの重量感だと不安もあるのでドラグはそのままで指で少しサミングしながら対応する。ポンピングしながら何とか巻けるが巻くと出て、巻くと出てを繰り返し今度は横に走るようになってしまった。イヤな予感、あいつかも・・・・・。船長から他は上げるようアナウンス。
でも、挙げるまでは何かはわからない。とにかく何かを確認しなければ。
巻いては出て、巻いては出てを繰り返し疲労も出てきた、勝負をつけたい。そう思い親指の力を強めて糸の出を少なめにしながらやりくりする。魚影を確認、銀色に光ってる?ハンマーヘッドではなさそうだ。もう少し、もう少し、また糸が出て行く。そしてさらに親指で強く押さえてポンピング、青モノっぽい?黄色いラインも見えた。まだ油断出来ないが心の中でガッツポーズ。
最後の最後に思いっきり竿を立てて勝負あり、しっかりネットイン。バッチリ閂に掛かっていた。
挙がってきたのは何とメジマグロ❗️後に計量して8.1kgだった。船上でしっかりと血抜きしたのでもう少しあっただろうが十分満足出来るサイズ、自身の釣り記録更新。
硬い口に刺さったままの釣り針が。ワイヤーが切れた痕もある。
他船の釣果で稀に挙がっていたので釣ってみたいという思いはあったが、今日達成出来るとは思ってもいなかった。クーラーには収まりきらず、陸に上がって尻尾に切り込みを入れて軟骨でポキっと折って何とか入るサイズだった。
終盤に
小ハタを追加して納竿。活性は乏しい日であったが運も味方してくれて満足の釣果。
でもやっぱりこのマグロくらいの大ハタを釣り上げたい。
挑戦は続く。
船宿のブログから拝借
追記
よく考えてみると、マグロのアタリ、最初から青モノのアタリ方だった。フワッと持ち上がる青モノのアタリ。高速で泳いでいるのでオモリも持ち上がってしまうのだろう。おそらくサメではそんなアタリはないのではないだろうか?前にサメだった時は少なくともそんなアタリではなかった。